意外と身近な切削加工!!その意味とは

人は古来から物を削り加工して道具としてきました。その技術は現代でも物つくりの技術として先人より受け継がれています。切削加工とは、様々な工具や機器を用いて木や金属などの材料を加工する技術のことですが「切削」に込められた意味はあまり知られていません。切削には切ると削るという両方の意味があります。

金属などの硬い物は工作機械を使用するのが一般的で、精密な製品を製作するためにはコンピューターと連動しています。特に精度を求められる自動車や航空機などの工業製品の部品の場合は高度な技術が必要で専門の職人も存在します。切削加工はただ削れば良いわけではありません。削ることと切ること両方の特性を理解する必要があります。

工具などを用いて金属を加工していきますが加工の過程で摩擦によって熱を持ち、金属などは膨張してしまいます。その状態で金属を切ると熱が冷めた時、縮まって誤差が生じてしまいます。そこで削りかすに着目します。削っているうちに熱を持ち削りかすが変形して来たら素材に大きなストレスがかかっている状態です。

削りかすが変形していないようであれば変形をするほどのストレスがかかっていないため素材を切っていきます。素材の状態を見極めて切り、削ることで誤差のない製品がつくられるのです。このように切削加工は切ることと削ること両方の特性を活かした加工方法です、削ることと切ることの意味を十分理解した先人の知恵が詰まっています。

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